恋をするものたち「無罪」

だってもっと もっと 好きになってほしいから

ほかにはなにも望みません

そのためなら何をしたって無罪

どんな手を使っても無罪

恋するもの無敵説

 

いつもズボンのところをスカート

いつもはトレーナーなとこはニットをプットン

バニラの匂いにきゅんとして

揺れるビアスは催眠術

 

あなたはもっともっと好きになる

手放すなんてできなくなる

 

なんて 思いをこめてるんだよ

 

 

あなたを夢中にさせること

これが世界のすべてなんだ

わたしの世界にはあなたしかいないから

何も誰も縛れない

恋するもの無敵説

 

 

今だけ生きる

生きることはいま

 

今を生きながら 未来をいきることはできない

 

生きることは大変で

必死に一秒一秒過ぎるのをまっている

 

遠くの未来をみる余裕なんてなくて

今日を生きることでいっぱいいっぱい

 

明日の空を見ようとすると

どんより雲ばかりが視界に入って

今日の日まで雲が続いている気がして

ずっと曇りなんだって

今日の雲の間から見えるかもしれない晴れも

きっと見えなくなってしまう

 

みんなそれぞれの今日を生きている

明日がこなかったとしても なくなったら気づかない

だいじょうぶ

いまを生きるだけ 生きて

 

 

 

きもち

きもち


涙を流すことしかできないくらいに
きもちがいっぱいになる

ありがとう

こんなわたしを愛してくれて
ありがとう

しあわせです
行かないで



ただ一人で涙を流すよ

きもちはどんどん押しよせて
尽きることはないでしょう
どうして涙はでるのかな


ありがとうさようなら
愛しています

受動体

受動的

 

受動的に生きている

 

 

 

受け取る人

 

音楽を聴く人

本を読む人

話を聞く人

感動する人

同情する人

共感する人

 

 

 

あの人と一緒に笑ったり泣いたりすることは

生きる意味にならないのかな

 

日々体の外から栄養をもらって

それで生きている

 

なにもあげられない私はどうして生きているのかな

 

だれも幸せにすることができないわたしは

生きることが分からなくなっている

 

 

人が嬉しいならうれしい

悲しいなら悲しい

 

じゃあ私からつくられる感情はどこにいったの

わたしはどこにいるの

 

 

自分の存在はもしかしたら幻なのかも

そんなわけはないけれど

そうだったらいいなとおもう

 

ただ見ているだけの傍観者

 

 

 

もらってばかりだよ ごめんね

 

 

 

 

きらいキライ嫌い

きらい

全部きらい


全部きらい


あの人もあの人も

きらいきらい




一人がいい一人がいい


人きらい嫌い



出来ることなら話しかけないで

キライキライ


無駄に構うな

こっちを見るな

知ったように語るな

すこしも触れるな


きらいきらい嫌い。






こんな日。嫌い。

嫌い嫌い全部嫌い。



吐きたいくらい嫌い。






捨てる彼

連絡も取りたくない

もしかしたらすきじゃないのかも

じゃあお別れした方がいいんじゃないか


と漠然と思うこと たまにある と思う、、


だけどねたいていの場合

そういう感情の原因は

私たち じぶんにあると思うんだ


じぶんに自信が持てなくなっていたり

反対に、

じぶんが少し成長して大きくなった気がしていたり。



そんな時どうするのが正解かなんて

わからないけど


わたしはね

黙ってるんだ。


話すことがないときは話さない

会いたいと思わないときは会わない

メールの返事が思いつかないときはお返事を出さない


だまってみる。慌てないで


そしたらね

たいていの場合は、だよ。

話したくなって会いたくなって

すきって言いたくなる。


 


だいじょうぶ、私たちは思っているより大人だから。


迷子の思いはひとりでに出口を探す。

だれも手助けはいらないよ





今までとなにかが変わったじぶん

かわらないあの人




すき

きらい

すき




いつだって

いつだって きみは ひとりじゃないんだよ

 

 

 

 

はるか頭上高く 昔 聞いた 記憶

 

 

 

 

 

 

ふふ

 

知ってるかな

闇に飲まれた時のこと

 

真っ暗で

両手をいっぱい広げて

手探りで

叫けぶ

誰かいないの

 

 

黒くろくろくろくろ

 

 

確か昔 あなたは 言った

いつだって きみは ひとりじゃない

 

 

 

ふふふ

どこにいるの でてきてよ

わたしに 見えるように 

ね お願いよ。

 

 

 

 

確か昔 まだ 目が見えた頃

光の話 みんなの話だよ

 

周りを見れば 誰かいて

手を振り回したら 誰かに当たって

あら ごめんなさいね

 

ふふふ

 

目があったら 笑う

ふふふふふ

 

 

 

 

 

 

 

いるなら でてきてよ

暗くて見えないの

 

両手いっぱいつかってもがいても

何にも触れない

 

あれ あれ

 

 

 

 

確か昔 あなたは こういった

 

いつだって きみは ひとりじゃない

 

 

 

 

 

 

今 目が見えないの

光を捕まえられない この目では

あるはずのものも なくなって

 

すべては 昔の記憶

 

わたしは確かに 生きていた