巨大生物

巨大化しすぎて絶滅したもの、

一度は巨大化したが生きるのが辛くなってやっぱり小さくなったもの

 

人間が存在することになった何万年前の話だけど

地球上ではいろんな生き物が進化や退化、いや、方向が正か負なんて知らないけれど、とりあえず変化をし続けてきた。

それは生物がより生きやすくなるため繁栄するためなんだと思うけど

彼らは自らを変化させてきた。

 

なぜ人はまわりを変える生き物なのだろう。

邪魔な森は消し、海を埋め立て、危険な動物は殺す。

 

ちがうな、他の生物もまわりを変えて生きている。

木の枝で家を作り、マーキングをし、対峙した動物と戦うこともある。

 

人は自らをどんなふうに進化させるのだろうか。

これから何万年も続く種だとしたならばどうなるのだろう。

きっと脳は小さくなる。

そうでないともうすぐ絶滅するんじゃないから。

 

他の動物と違って人間はたくさん考えるから辛いんだ。

この苦痛から逃れるための進化は脳を縮小させること。

 

文明ってどう思う?

豊かな暮らしを目指して今までやってきたけれど

今の人間はつらくなくなっただろうか。

資本主義なんて言葉もあってそのおかげで今の暮らしがあるんだけど

どう思う?

 

必要だったかな。

これからもお金持ちを目指していれば人間は苦痛から逃れられるのかな。

便利はいいことだしゲームは楽しいしインターネット最高って思うけれど

でも

これ以上いい洗濯機もゲームも冷蔵庫もテレビもいらないよね

いらないのに作るんだ

働くし、買う。

あったらいいなていうものはだいたいすでにあるし

だいたいなくてもいい。

 

人間はなにがしたいんだろう?

 

国でチームを分けて戦争とかする。

自分を命の危険にさらす。

悲しみを生む。

 

違う「国」で困ってる人がいても助けない。

少しだけ他の国より「優位」でいようとする。

 

なにを競っているのだろうか。

お金が多いと勝ちっていうゲームに命までかけて

辛くてもお金が多いとそれでいいっていう。

 

ゲームっていうのは負けても楽しいのに。

これは

なんなんだ。

 

このルールじゃないとだめなのかな

強制参加なのかな。

 

 

 

進化を間違えた

愚かな巨大生物の話

 

 

人はなぜ泣くのか

たった今思いついたことだけど

 

きっと人は感情を隠すことができる生き物だから。

自分の感情に嘘をつくことができる。

相手に対しても、自分に対しても。

 

涙が出るほどの強い感情をずっと心の中にしまい込んで

ずっと閉まったままで

こんなこと思ってないんだ

人に知られちゃいけないんだって

ずっとずっとそうやっていたら

きっと人は壊れちゃう

 

 

だから涙は隠した感情の主張

相手に対しても自分に対しても隠せないように

目から水がわざと出てくる。

 

感情は隠せてしまう人間に

与えられた救済処置

 

 

泣いた後すっきりするのは

隠していた感情が、やっぱり自分の心にはあったんだって

気づいて安心するから。

自分の思いを目に見えるものとしてあなたに伝えられたって

安心するから。

 

 

生きることが苦しい人間という生き物に

与えられた救済処置

どうでもいいけど

「手作りがいいな。」

なんでもないただのお客さんの言葉が

なぜがひどくうれしかったのは

たぶんそんな言葉をしばらく聞いていなかったから。

 

別に今の彼が手作りよりも「市販品」を好むからとかじゃなくて

そのお客さんの言葉がすごく温かかったから。

 

わたしのことが好きだって言ってくれてるみたいに感じて

その言葉にはうそも偽りもなくて

胸が痛かった。

ありがとうって思った

 

 

 

 

 

でもきっと

彼に

「手作りがいいな」

って言ってほしかった

 

無邪気に「つくってよ」と言う彼が好きだったんだ

「実際手作りなんていらない」って言っていたのがほんとはわたし悲しかったんだ

 

 

 

ほんと、笑ってしまうほどどうでもいいこと

引くほど面倒くさい女

 

大丈夫

彼にはばれていない

 

 

 

 

 

「手作りがいいな」

幸せな言葉

 

ふたりがいること

 

恋じゃなくても

愛じゃなくても

いっしょにいられたらいいんだ

 

ことばがなければ

恋も愛もないんだ

 

だけどふたりはここにいます

それに名前がつけられなくても

いいんだね

 

抱きしめて

笑いあって

いっしょにいたら

いいんだね

 

はなれても

思い出せたら

いいんだね

 

ふたりはここにいます

 

虚しい

虚しい

寂しい

 

どこまでも深い黒い穴覗いて落ちて落ちながら

安心した

 

子どもだったな

若かったな

知らないながら知りながら

大人になって変になった

 

痛い痛いずきんズキン

知っているから痛いんだ

どんなに君を愛していても

さいごはひとり

いつもひとり

 

愛してしかいないときも

虚しいのは

やっぱり一人だって 知っているから

 

子どもだったあのときの

愛していた感覚

 

はじめて人を好きになったとき

今日と明日のことしか考えずに

あなたのことしか思わずに

生きていた

 

その次に恋をしたとき

とおいとおい未来のことを

当然のように思い描いた

ずっといっしょにいようね

 

何年かぶりに恋をしたとき

これが恋なのかあなたを私は好きなのか

考えた

そう思うことにしたんだ

未來の話はしない

わたしの今日にも明日にもあなたはいなくて

会っている時だけが二人のすべて

だから未来に二人はいない

 

ああひとりなんだ

ひとりなんだね

わたしのわたしはわたしだけ

あなたにとってのわたしはわたしじゃない

 

ひとりなのにひとりでは生きられないから孤独なんだね

 

明後日あなたと会うことを考えている

虚しい空っぽだ

生きた心地

生きた心地がしないせいかつ

 

生きた心地がするとき

 

 

ちゃんと休んでますか?

無理しすぎていませんか

 

眠れていますか?

 

ほっとしていますか?

 

頑張り続けるあなたも あなただけど

頑張り続けなくても あなたなんだ

頑張らないあなたも すきだよ

 

休むこと

眠ること

気持ちを緩めて

ゆるゆる~ってしても

ぜんぜん悪くない

 

無理し続けてると わけがわからなくなってしまうよ

走り続けると止まるのことが怖くなるけれど

いつでも休んでいいんだ

 

周りを見て休みすぎかなって焦ることもないよ

動けるようになるまで

そうしたくなるまで

ここで休んでていいんだよ

 

だれかにとってのあなたよりも

あなたにとってのあなたが

いちばん輝けますように

 

 

生きることはそれだけでたいへんなことだから

 

生きてる心地がする瞬間は とてもたいせつなことだよね

 

それだけが全てだよ

 

 

 

 

 

 

あったあと

涙と一緒になって溢れるのは

好きという思いだけで。

 

ああ好きなんだな。

どうしようもなくすきなんだ

 

それしか出てこない

今夜は

今夜だけは

許して

 

 

少し忘れても

またふっと

すき

って思って

泣きそうになる

 

目をつぶると

思い出してしまって

どきどきして

高揚する

 

でも心地よくてずっとそんな

夢見心地でいたいたくなる

 

そしたらいつか切なさがやってきて

また泣くんだ

 

好きだなって