きらいキライ嫌い

きらい

全部きらい


全部きらい


あの人もあの人も

きらいきらい




一人がいい一人がいい


人きらい嫌い



出来ることなら話しかけないで

キライキライ


無駄に構うな

こっちを見るな

知ったように語るな

すこしも触れるな


きらいきらい嫌い。






こんな日。嫌い。

嫌い嫌い全部嫌い。



吐きたいくらい嫌い。






捨てる彼

連絡も取りたくない

もしかしたらすきじゃないのかも

じゃあお別れした方がいいんじゃないか


と漠然と思うこと たまにある と思う、、


だけどねたいていの場合

そういう感情の原因は

私たち じぶんにあると思うんだ


じぶんに自信が持てなくなっていたり

反対に、

じぶんが少し成長して大きくなった気がしていたり。



そんな時どうするのが正解かなんて

わからないけど


わたしはね

黙ってるんだ。


話すことがないときは話さない

会いたいと思わないときは会わない

メールの返事が思いつかないときはお返事を出さない


だまってみる。慌てないで


そしたらね

たいていの場合は、だよ。

話したくなって会いたくなって

すきって言いたくなる。


 


だいじょうぶ、私たちは思っているより大人だから。


迷子の思いはひとりでに出口を探す。

だれも手助けはいらないよ





今までとなにかが変わったじぶん

かわらないあの人




すき

きらい

すき




いつだって

いつだって きみは ひとりじゃないんだよ

 

 

 

 

はるか頭上高く 昔 聞いた 記憶

 

 

 

 

 

 

ふふ

 

知ってるかな

闇に飲まれた時のこと

 

真っ暗で

両手をいっぱい広げて

手探りで

叫けぶ

誰かいないの

 

 

黒くろくろくろくろ

 

 

確か昔 あなたは 言った

いつだって きみは ひとりじゃない

 

 

 

ふふふ

どこにいるの でてきてよ

わたしに 見えるように 

ね お願いよ。

 

 

 

 

確か昔 まだ 目が見えた頃

光の話 みんなの話だよ

 

周りを見れば 誰かいて

手を振り回したら 誰かに当たって

あら ごめんなさいね

 

ふふふ

 

目があったら 笑う

ふふふふふ

 

 

 

 

 

 

 

いるなら でてきてよ

暗くて見えないの

 

両手いっぱいつかってもがいても

何にも触れない

 

あれ あれ

 

 

 

 

確か昔 あなたは こういった

 

いつだって きみは ひとりじゃない

 

 

 

 

 

 

今 目が見えないの

光を捕まえられない この目では

あるはずのものも なくなって

 

すべては 昔の記憶

 

わたしは確かに 生きていた

 

 

 

 

もらう私

もらうことばかりで

あげることがひどく苦手だ

 

 

インプットアウトプット

呪文のように世間は鳴ってる

 

 

もらうことは簡単

身をまかせ流れ込むものをひたすらのむだけなの

 

ときどき悪いものをのみこんで

ひどく苦しむこともある

 

だけど吐き出すことの方が苦しい

 

 

一度飲んだら私になる

 

 

なにもない胃から出るのは

胃液だけ

喉を焼きながら無理矢理に

 

 

それでもなにも出てこないから

 

涙を流そうとする

 

だけど涙もでないから おわったんだ

 

 

 

おわった人間

 

からっぽなんだ

 

なにも求めないで なにも持ってないの

 

 

 

もらうだけ

終わった人間

 

 

出来ない事

 

朝になるまで寝れない

夜になるまで起きていられない

3回ご飯が食べられない

人と話せない

部屋を片付けられない

お風呂に入れない

 ケータイを見れない

人に話せない

 

みんなと同じようにできない

 

 

 

 

どんどん どんどん 壊れていく

みんなと同じく生きたい

みんなみたいになりたい

 

 

 

 

 

 

生きられる道をさがすね

 

どうして 人にできて自分にできないことが こんなにあるのかな

 

人にできなくて 自分にできることなんて ないのに

 

 

残された道を進むんだ

まだ 生きれるはず

 

生きててもいいかな

 

 

見つけるからさ そしたら生きられる

探すからさ もう少し生きたいんだ

 

 

 

 

 

 

 

 

ばいばい

大切に、大切に

ゆっくり、ゆっくり

築いてきたの

 

一歩一歩。

 

 

喜びが増えて、幸福になって、安らいだ。

 

 

ひとつひとつ。

 

 

自分のことを教えて

あなたのことを教えてもらって

 

大切だった。

 

 

とてもとても特別で、一つだけだった。

 

 

 

そーっとそーっと。

 

 

積み重ねてきた。

 

 

 

 

 

わからないよ、どうしてかな

 

たくさんの時間をかけて

丁寧に丁寧に積んでたよね。

 

それなのに。

 

 

 

 

 

 

たったひとつで、崩れたんだ。

 

わたしにはその音が聞こえたよ。

 

 

 

 

 

 

どれくらい崩れた

 

何が残ってる

 

残ってるものは黒くなってきたよ

 

 

 

 

崩れていった。

 

過去の時間は空洞になり

 

なにも残さない。

 

 

 

 

 

 

 

何もなかったんだ

 

 

さいしょから

 

 

わたしなんて、からっぽだったじゃない